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IT業界から脱出して、今は経理をやっている【転職経験談】

労働者の皆様。


こんにちは。働きたくね。マジで会社に隕石が落ちないかなと期待しているリェータです。


ブログの記事をネタを探していて「ITブラック企業最底辺」というブログを見つけて、記事を一通り眺めてた。そして、私と同じIT業界勤務だという事が分かり、妙に親近感を覚えたので勝手にリンクを貼らせていただいた。


リンク先のブログの管理人は、元IT業界の方です。もう一度書きますが、私は彼?に親近感を持ちました。彼の情報を展開すると、新卒から4年、人売り派遣に勤務している。


ブログに書かれている彼の苦悩を眺めていると、私もITログラマー、いろんなプロジェクトにドナドナされていた時を思い出した。私は現在、IT業界から脱出して10年が経ち経理職についているが、二度と戻りたいと思わない。同僚が倒れているのに対策をしないクソ会社への恨みが湧きおこってくる。


思い出しくない凄惨な記憶が蘇ってくるよ・・・


今回は新卒からIT業界に約5年程、人売りITにドナドナされて、その後、10年経理を経験している私が対談を書いていく。IT業界に嫌気がさして辞めた人間が、この記事を書いています。決してIT業界で現役で頑張っている方に転職や脱出を絶対に勧めるわけではありません。

目次

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新卒の学生さんへ

働く前の就活中の新卒の学生さんたちへ、言いたいことがある「日本のIT業界へ来てはいけない」2ちゃんでよく言われるこの言葉は、本当にそう思う否定はできない。


ただし、自前でソフトウェア、システム、サービスを開発している会社ならプログラマー、エンジニアとして働くのはありだと思います。


なぜなら、自前でサービス、ソフトウェアを開発しているという事は、自前で要件定義に始まる上流工程から、単体試験、結合試験、リリース後の保守など、一手に行っているからです。自前のサービスを持っているということは、機密漏洩を気にする会社なら、外注に仕事を投げることもしないでしょう。


逆に論外なのが、ただ人を他社へ派遣するだけで利益を上げている、非生産的な企業は就職するには論外です。元プログラマーの私が、IT業界、特に技術者を他社へ派遣することで売上をあげる会社への就職を勧めない理由を書いていきます。私も5年人売りとしてドナドナされてきたからね。こういうことは書けるんだな。。。

エンジニアに長時間労働を強いる=売上増加

人売りITという客先常駐のエンジニアの労働スタイルだと、1人のエンジニアを1月150時間~180時間客先で労働する前提で派遣し、これを超える労働時間分の超過派遣料が発生する・・・というスタイルが多いです。


というか現職中小IT企業の経理の立場で見てきた派遣型SESの請求書は、ほぼこれです。これだと炎上プロジェクトのエンジニアを派遣して長時間労働させると、派遣元の会社には売上がたくさん発生します。


長時間労働をエンジニアがするほど派遣元が儲かる仕組みなので、人売りがなくならないです。さらに、派遣型エンジニアにかかる経費というものは、人件費、社会保険料くらいしかないため、必ず派遣元の企業が儲かるのです。

客先常駐は利点ある??

まずは人売りIT企業に非常に多い客先常駐と言う勤務形態ですね。労働者側のメリットは思いつかないです。かつての私のように派遣された正社員?もどきが触れることができる業務というのは、重要度が低い仕事が多いです。


重要度が高い仕事は常駐先の会社の社員が行うからです。必然的に、ソフトウェア、システムの根幹を決定する要件定義にかかわることはてきず、動作テストを行うことが多いです。あるいは出来上がった納品物の保守をするプロジェクトもあります。



動作テスト、保守業務だと「マニュアルをもとに作業をする」という作業が多いかと思います。


保守業務ばかりだと、開発に関わることめったにないです。


エンジニアなのに、資料作成ばかりという事態も発生します。


エンジニアなのに技術に触れることあまりないという事態が生じます。


こういうことを踏まえると、客先常駐ってメリットがないんじゃないのかな?だって動作テストやマニュアル作成なんてアルバイトでもできる仕事ですからね。それでも20代前半、中盤くらいなら、常駐先で多い大手企業での経験を積めるので良いかもしれませんが、あなたは人間なので必ず歳をとります。


30代を迎えて、客先から退場通告を受けると悲惨ですよ。退場したあなたを派遣元のIT企業は、別の現場に「あなた」を売り込む必要がありますが、歳を取ったあなたを受け入れてくれる現場が無ければ、あなたはリストラされます。


だってあなたが在籍している限り、派遣元企業はあなたに給料+社会保険料を払い続ける必要があるからです。売上にならないあなたを、長期間雇っているメリットは派遣元企業にはありません。


ひどいところだと、エンジニアに向かって「自分で売り込んで来い」なんて言われます。それを聞いたら「お前、何のための営業なんだよ?」と思います。そういうこも起きますよ。というか、、、かつての同僚から、実体験から聞かされましよ。。。

スキルアップが大変

IT系の資格には色々なものがあります。LPICやらCISCOルーターの試験やらベンダー資格が有名ですが、これらの資格の受験費用が非常に高い、おまけに有効期限がある。



エンジニアというのは業務時間以外にも会社によりますが、こういう資格の勉強をしないといけません。働きながらの勉強は非常に辛いですよ?日々の仕事でクタクタになった体に鞭を打ち休日は技術の勉強をしないといけない。これは非常に辛くないですか?



頑張って資格を取得したところで、昇給するかどうかは上司の匙加減です。下手すると資格の勉強に投下したお金、時間を考えると損失が出るかもしれません。


業務外でも自発的に勉強を続けることができる人でもないと辛いのではないか?と思います。私の現職は、プログラマーではなくて経理ですが、それに関連する資格だと日商簿記というものがありますが受験料は、2級なら5000円くらいです。税理士試験も5000円くらいです。IT関連資格の受験日と比べたら非常に良心的です。


オラクルのプラチナや、CISCOのCCIEの受験料なんて月給が吹っ飛ぶくらい高いですよね?

年齢制限がある

日本の転職市場、求人を眺めていると転職できる年齢というのはあります。最初の壁は25歳の壁で、その次が30歳、その次が35歳というようにです。これらの年齢を超えると求人に応募しても、不採用が続きます。


人売り派遣は、先ほども書きましたが、文字通り人を他社へ派遣をして利益をあげますので、採用した人が客先で「うまくいくか?」を重視します。客先から「35歳超えた人は受け入れない」と客先から言われれば、エンジニアは配属されるプロジェクトがありません(=お金を稼げない)ので、後に解雇されます。



人売り派遣の生命線は、派遣先が人を受け入れてくれるかです。事実上の年齢制限が人売りにはあるんですよ。人売りをやっているような中小ソフトウェア開発もどきの会社だと、配置転換なんてこともできませんから、売れない技術者は解雇されます。正社員といいながら、給料は安い、安定しない、昇給しないという会社も多いおいんじゃないのかな?

帰属意識が全くない

「私はこの会社の一員」という意識が全くなかったです。自社よりも他社の敷地内にいる時間が非常に長いですからね。知らない同僚、知らない同期がいるのも普通です。


自社の忘年会に誘われても遠慮せずに断ってましたね。それぐらい帰属意識がなくなるんですよ。客先常駐という働き方というのは。。。月一回帰社日なんてものありましたが、どうでも良かったです。そんなことより早く家に帰りたかったです。


現在は経理総務の仕事をしていますが、帰属意識はありますよ。だって、客先で作業はしないで自社で、ずっとオフィスで作業をしてますからね。給料は残業がないので下がりましたが、時間当たりの給料は上がってますし、人間らしい生活を過ごせています。


もし。転職をしないで35歳までIT業界にしがみ付いていたら絶望ですね。だって、昇給しない、スキルが身に付かない、長時間労働で体を壊して退職に追い込まれて療養中になっていかもしれません。

脱ITのきっかけは・・

私がIT業界から脱出するきっかけになったのは、仲の良い同僚が、過酷な労働環境で、どんどんいなくなったからです。労働環境は配属されるプロジェクトによりますが、勤続年数を重ねるにつれて退職する同僚が増えていきました。



そんな中、私も5年くらいいたのでプロジェクト管理、後輩の面倒を見ることが多くなりました。


そこで所属会社からは、経理の仕事、予算管理の仕事をやらされるようになりました。その際、簿記の勉強を始めたのがきっかけで、会計に興味をもち、プログラマーから会計事務所のに転職活動することになりました。今では、この決断をしたのが良い事だと思っていますよ。

だって会計事務所勤務だと、確定申告の時期を除けば、デスマーチとは無縁で、夕方には退社ができて、人間的な生活が問題なくできるし、鬱で倒れる、会社にこなくなる先輩はいないですからね。



あとは会計知識も勉強はしないといけないですが、IT業界のように変化は早くありません。勉強したことが転職先探しで役に立ってますよ。

ちなみに、


私は25歳で、プログラマを辞めて1年半無職をして、


27歳で税理士業界に転職をしています。そのあと、


30歳で税理士事務所を辞めて、
31歳で中小IT企業(人売りではない)の経理をやっていて、


36歳で商社の経理をやっていて現在に至ります。

参考記事:
未経験から経理事務に転職する方法


IT業界から脱出したい人にすこしでも情報を提供、助けになれたら嬉しいです。20代な半ばくらいまでなら異業種にチャレンジできる可能があります。若さは財産ですよ、30代でこの記事を見ている方はゴメンナサイ、転職可能性は0ではないですが、的確なアドバイスができないと思います。

プログラマーから経理に転職

25歳から経理に転職をしたときに、アピールができそうなことを書いていく。日商簿記2級は大事です。私が取得した10年前とは難易度が違いますが、これがあれば簿記の知識があると判断されます。一番大事なのが、もちろん実務経験ですが・・・


次に大事なのが、Excelスキルです。会計・税務知識が豊富な経理担当者は当たり前なのですが、システムが出力したデータを加工したり、マクロを組んで、処理することができる経理の人って数が圧倒的に少ないんですよ。


具体的な事を書くと勘定奉行、弥生、SAP等の会計システムから取引データをCSVデータを取得し、予算・実績差異分析に使用したり、取引データから消費税申告書に必要な取引残高を集計します。ITスキルに疎い人だと、このCSVデータをエクセル上で簡単な数式で編集するだけですが、数式だけではできる事に限界があります。マクロを組むという手があるが普段の業務で忙殺されていて学習する時間が取れない問題があります。VBAも本格的に学習すると本が数冊必要とかありますので、IT業界での勤務経験、VBAやVBでツール作成経験が豊富にある人も経理業務で活躍することができます。


例えば、以下のリンクの経理職の求人ですが、経理の実務経験は問わないですが、VBAができる人で簿記2級の知識を求めているものがあります。求人を掲載する企業も会計とVBA両方の実務経験が有る人を探していますが、両方できる人を探すのは困難です。

プレミアムな転職をサポート|管理部門特化型エージェントNo.1【MS-Japan】


プログラマーの人なら、当然、本職であるので、この手のマクロ作成経験 or あるいは取得スピードが経理担当者より圧倒的に早いことがアピールができます。経理に強く、ITに強く、あとは、英語に強い人も需要があります。


現職に就くときに利用した媒体ですが、ハローワークは使ってません。無料で求人を出すことができるので、紹介料すら渋る会社が多いです。その手の会社に就職しても待遇は良くない可能性が高いからです。


だから私は、MS-Japanという間接部門に特化した求職サイトを利用しました。ダラダラしていたので、2年ほどかかりましたが、 中小IT経理総務→商社経理 に転職をすることができました。

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この求職サイトに個人情報登録をすると、面談があり、そこで、どの職種で、どのような仕事に応募したいのか?ということを決め、面談が終わると、今度、求職者に求人情報がメールで送られたり、MS-japanのマイページ内に送られてきた求人を確認し、応募するかを決めます。


その繰り返しです。私の場合だと、経理職で、総務部と経理部が分かれていること、上場非上場は問わない、現職より年収が上昇する(上昇余地がある)という条件で転職活動を行いました。

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若者に言いたい「本当に人売りIT企業へは就職してはいけない。人生を棒に振りますよ!!」

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