労働者の皆様。
こんにちは。労働嫌いで会社から脱獄したいリェータです。今回の若者向けの記事、特に20代前半、大学、高校、専門学校を卒業した人向けで、働き始めて日が浅い人に向けての記事を書きます。
若者より少しだけ早く生まれて、30年以上生きて、サラリーマンを10年以上したおっさんから若者へ伝えたいことがあるので書いていく。
目次
夢をかなえるのにお金が必要
日々のつまらない労働、長時間の残業前提で、上司に監視された労働を毎日繰り返して、ストレスが溜まっている若い人が多いと思います。
私も非常にその気持ちは非常に理解できます。「こんなクソな会社を辞めたい」と考える気持ちは本当にわかります。かつての私もそうでした。今の私もそうです。
会社を辞めて好きなことをしたい、転職したいと心に抱いている人も絶対にいますが、働いていて精神や肉体が壊れるような仕事ではないなら、すぐに会社を辞めるのはやめたほうがいいです。
夢ばかりを若い人に吹き込む悪い人が世には溢れていて、現実を教えない人が多いです。若者が抱く夢を食い物にする奴がいるのです。
現実問題、夢を叶えるにはお金が必ず必要です。たとえば、日本の労働環境が嫌で海外で働くとか、働くことを辞めるにはお金がいります。
具体的な事を書くと、働いていないと無収入です。新たな仕事をするためには、手に職をつけたりする為に学校に行きなおす必要があります。その学校の授業料はタダではありませんし、辞めてからの生活費も必要です。
会社を辞めて新しい事をしたい人に聞きたいんですけど、その学校へ通う、辞めてからの生活費のお金を用意していますか?
失業手当をもらうにも即座にもらえるわけではなく、自己都合でやめてしまうと、お金を受け取るのは早くても4か月後です。それまでの生活はどうするのですか。
無収入になるだけは無く、会社を辞めると住民税と国民健康保険、国民年金保険料の支払いがあなたを襲ってきますけど、払えますか?
浪費をしてお金が無いと、会社を辞めて労働から解放されても、バイトをして労働力と時間を売る身分に堕ちて足元を見られますよ。アルバイトで1日8時間も働くくらいなら現在の仕事を続けていた方が多くのお金を稼ぐことができませんか?
あとは、衝動で会社を辞めて、20代で散財をすると、30代になっても、会社や上司への愚痴を言いながら、私のように、労働をしないといけなくなるよ。
30歳を超えると肉体の衰えというものを感じることもあり、20代のようには体が動かなくなってきます。昔の人間の寿命は50歳くらいですから、30代なんて人生下り坂です。
その衰えた体に鞭を打って働くと、かならず体には異変が起きます。そして働けなくなったりするかもしれません、20代の人には想像ができませんが、本当に朝起きるのがつらくなったり、精神に異変をきたすことがあります。私の場合は皮膚をやられたり、腹痛に襲われたり、頭痛に襲われることが増えました。
特に、学校に行くのがかったるい、「面倒」と思ったことがあるなら、学校の延長である会社に行きたくないと思うこと将来必ず起きます。
そのときにお金がないと、会社から、労働から逃げることができずに、足元に見られます。「会社 辞めたい」と検索すると、たくさんの情報が出てきますが、嫌でも働ている人が多数います。
特に妻子持ちだと、家族の生活費を稼がないといけない、住宅ローンを払っているような人だと、会社を辞めること=家を売るという事ですからね。なおさら労働から逃げることができません。
会社は独身者より、養う必要がある人を厚遇する傾向があります。だって妻子持ちは辞めることはできないからね。逃げない奴隷は信用されます。
ちなみに、お金があるほど精神的に余裕ができますし、性格もよくなりますよ。
お金がない、衣食住が満たされない人の性格は悪いと個人的は思います。
この最低限が満たされていないと、人の性格を歪めます。このブログを読んでいる人ならわかりますが、まとまったお金を持っているなら、お金に新たなお金を産んでもらうことで、お給料以外にも副収入を得ることができます。
労働ではない投資の収入を得ることで、会社からの労働収入依存することを辞めることができます。
副収入を得ることが法的に禁止されている公務員ならいざ知らず、民間企業の人なら副業をやりましょう。終身雇用が保証されない現代では企業を信用しすぎるのは危険です。
あなたが働いている会社も取引先を複数にすることで、1つの収入源に依存しない体制や、あなたの会社の経営者も複数企業の役員になって複数の収入源があります。
あなたが複数の収入源を持つのはNGで、なぜ経営者が複数の収入源を持つのはOKなんですか?このことに疑問を持った方がいいですよ。
無職になるな
20代で、まとまったお金がないなら、無職になっても、すぐに仕事をした方が良い。一度無職になると働き始めるのが億劫になり、どんどん資金が減っていきます。働いてないので時間が経つのも非常に速いですし、お金の減少スピードも速いです。
早期リタイアを目指して無職になろうとしている私が、一番、後悔していることで、20代のうち3年間を無職で過ごした事です。
1回目の無職はIT業界から足を洗ったときに1年半、2回目は税理士事務所をやめてから1年半無職していました。その合計が約3年です。
5年以上無職をしても大丈夫なくらいに、中途半端に貯金があったので、3年間無職をしたのが非常に痛いです。
働いていないと無収入なのは当たり前ですが、本来貯金ができた期間に貯金を食いつぶしてきたので、それのツケを今払っています。
「人生のツケというやつは最も自分にとって苦しいときに必ず回ってくる」
ダイの大冒険 ミストバーン
そして働いていないという機会損失が私の貯金額に多大なダメージを与えていて、現在は労働自体が精神的にストレスになっていて、早期リタイアがまだ見えない位置にいます。
そしてやりたくもない労働をしないといけない状態です。繰り返しですが、お金が無いと会社に足元を見られて、やりたくもない労働をしないといけなくなります。身近な例だと、妻子を持った同僚を見ればわかりますよね。
お金を使っておけば良かった
今までの人生で、色々な金持ち達を見てきて、会ってきたが「もっと金を使っておけば良かった」こんな発言をしているお爺ちゃん、おばあちゃんの話を聞いたことがない。むしろ、お金があると余裕ができるので資産形成ができて良かったという発言は聞いたことがある。
誰が「お金は使ってなんぼ」とか言っているんだろうな。
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