SBI証券を眺めている金・プラチナ投資の宣伝をみた。価値がゼロになることはなく、世界的に価値があるということを聞いたことがあります。今回は金・プラチナ投資について書いていきます。
目次
世界中で価値がある
数千年前の昔から価値があるものとして世界中で扱われています。古代のエジプトのツタンカーメンが有名ですね。あのツタンカーメンは10キロの金を使ってできています。
日本でも昔は佐渡の金鉱山が有名で、小判も金が使われていました。金の輝きに価値があると考えている人が世界中にいるということです。現代だと不要になった携帯電話にも少量の金が含まれており、不要な携帯電話の山は、都市鉱山として扱われてリサイクルが盛んです。
価値がゼロにならない
日本円やドルもそうですけど、これらはただの紙に過ぎないんですけど、紙の発行母体に信用がある、あるいは国家が保管している金を裏付けにして信用を持たせています。50年位前まで、ドルと金はたしか交換できました。金と交換できる紙幣のことを兌換紙幣と呼んでましたね。
戦争で焼け野原になったりしても紙の価値は暴落しますが、金の価値は暴落しません。地球上の金の埋蔵量にも限界があり、希少性がある、工業製品に利用できる等、需要もあるため希少価値があります。紙幣と違って金は刷れません。
なので、世界中が核戦争して灰になったあと、北斗の拳の世界が到来して、モヒカン頭が「汚物は消毒だ」と叫びながら近所を駆けずり回り、聖帝様が跋扈している世界では、紙幣は「ケツを拭く紙にもならねぇ」と価値がないですが、そんな世の中になっても、金・プラチナの価値はゼロにはなりません。
固定資産税はかからない
1000万円の不動産を買うと固定資産税がかかり、払わないと国が接収してきます。金・プラチナを1000万を買っても、固定資産税はかかりません。金・プラチナは固定ではなく、動かせるからです。
容易に換金可能
不動産を売ろうとしたら買い手がつかなくて、いつまでも売却ができない、その結果、換金できないような事態が生じますが、金・プラチナは売買が容易です。「金 売却」「プラチナ 売却」と検索をかければたくさん候補が出てきます。
ゴールドバー、プラチナバーでなくても、不要になったアクセサリーにも、これらの金属が含まれているので、集めれば価値があり、不要なアクセサリーを売却してたら価値あり、臨時収入があったと母親が言っていたのを思い出しました。
売却金額が200万円を超えると・・・・
金・プラチナを売却をした結果200万円を超えると、買い取り業者が「支払調書」と言う書類を税務署に提出します。この書類にはマイナンバー、住所、氏名が書かれていますので、売却したにも関わらず、確定申告をしないと税務署から怒られます。無視を決め込むと国家権力が襲い掛かってきます。
200万円超える金・プラチナの売買で
金・プラチナの売買時に身分証明書の確認が必要です。おそらくたくさんの金を買うと税務署に捕捉されて、後日、「大量の金・プラチナ」を買ったお金の出どころはどこですか?とお尋ねが来るのだと思います。
おそらく資金ロンダリングを警戒しての事だと勝手に思っています。
譲渡所得として扱われる
金属の売却益時に適用される税率はお給料とは違います。たしか5年以上持っていると、長期譲渡所得して扱われ、得税率15.315%と地方税5%だったような気がします。売却金額すべてに税金がかかるわけではなく、利益にのみ税率がかかります。累進課税の税率が適用されるわけではないので、何千万と売却益がかかる人には優しい税率です。
投資対象してはどうか?
個人的にはありだとおもいます。日本円が信用ならないと思っていたり、少子化で衰退することが確実な日本で、日本円に全力投資することが危険だと思うなら金・プラチナを購入するのはありです。
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