労働者の皆様。
こんにちは。労働が嫌い、寝ていてもお金が溜まる環境を心底から羨んでいるリェータです。ニュースサイトを眺めていると子供を裏口入学させた文部科学省の役人が収賄で逮捕されたみたいです。
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フェアではない
世間では、裏口入学はケシカランと憤る人も多い。まぁそうですよね。医学部に入るのは難しいですし、入学できる店員が少ないので、裏口入学させた生徒のせいで、入学者の枠が1人減るわけですからね。ただ、私は裏口入学させた役人は、バカだなと思いました。日本の学校教育を受けた人間の程度の低さを感じました。
医者はステータスは高い
そもそも、その逮捕された官僚は、なぜ子供を医学部に入学させたのですが?その理由も、子供の将来を思って医学部に入学させたのでしょう。
子供が医学部を卒業して医者になり、医者として働けば高給が得られる、医者は社会的なステータスも良い、そして社会で活躍できるから裏口入学させたと思っています。というかそれ以外にあるか?現在に日本で逆転ができるような資格と言うのは医者の免許くらいしかないと思っている。
整形外科、皮膚科、眼科等、緊急性が低い科を選べば、ワークライフバランスも成立しやすいです。なぜなら、女医がこれらの科に多いからです。要は、女でもできるくらいレベルで、高級なのは医者しかない。逆に緊急度が高いものだと、男性の医師ばかりです。私も尿管結石で夜中に病院に行ったことがあるのですが。その横で、緊急患者?が運ばれてきて、慌ただしい空気をヒシヒシと感じましたが、医者は全員、男性でした。
裏口入学の手間と資金を他の事に使え
その手の裏口入学の工作をするくらいなら、子供が働かなくてもいいような環境をプレゼントした方がいいのではないのか?読者の方に聞きたいんですけど、東京医科大学は私立大学です。医学部と言うのはお金がかかります。一説で医学部は、年間500万かかり、卒業までに3,000万円かかるそうです。
この不正に入学した子供は医学部を卒業して、病院で働くでしょうけど、日本の労働環境は酷いことで有名です。労働に対する呪いの声はいたるところから聞こえてきます。そんな惨状から子供が逃げることができるように、サラリーマンとして収入を得る道以外にも、他の収入源を作ってあげる方が、子供がもっと喜ぶ正しいやり方なのでは?
要は、医学部なんかに入学させるより、合法的に、子供に投資の種銭を渡せばいいのです。
税法に沿って子供に資金を渡す
私が思いついた例だと、子供が生まれたら銀行口座と証券口座を開設して、連年贈与に該当しないように、子供の口座に、贈与税の基礎控除枠(年間110万円)に収まるように、お金を渡せばいいのではないでしょうか。
年間100万円を18年、子供の口座に入金し続ければ、1,800万円の種銭を高校卒業した子供に渡すことができます。毎年100万円を子供の口座に入金して、その100万円で、国内のメガバンクの株を買うとか、最近だと米国ETFを買うことを18年続けたら、1,800万円+値上がり益+18年分の配当金が、子供の手元に残るわけです。
18年も株を持ち続けたら、ものすごい金額になりませんか?そして、そのお金と配当金を得られる仕組みを作れば、医者というサラリーマンとして働くのではなくて、そもそも働く必要が無い環境を子供に渡すことができます。その方が資本主義社会では勝ち組でないですか?
そして余った時間で、子供が趣味程度で勉強して医者になり、バイトで気楽に暮らせば、子供はもっと幸せではないのですか?
贈与税の話をしたが、所得税でも節税ができる、親が会社を作って、会社の仕事を子供に手伝わせて、その会社から子供に給料(アルバイト代)を支払うようにすれば所得税、住民税もかからずお金を渡すこともできます。
子供が中学に入学したら毎年96万円(月額8万円)のバイト代になるようにお金を渡したらいかがでしょうか。所得税と、住民税の給与所得控除と基礎控除の枠を利用すれば、税金はかかりません。
先ほどの贈与税の基礎控除とは別枠で、もっと子供にお金を渡すことができます。公務員は副業が禁止なので、妻に会社の代表取締役にすればいいのでは。
贈与税の基礎控除19年分 1,900万円
所得税と住民税の基礎控除(中一~高三までの7年分) 672万円
元本合計2,572万円です。
2600万弱の資金を配当金で回したら、年間2%で52万円、3%で78万円が寝ていても年間入ってきます。医者のなるより、遥かに子供が喜ぶと思いませんか?
医者の労働環境は過酷です。労働そのものに嫌悪感を抱いている医者も多いでしょう。その時に不労所得を仕組みを作ってしまえば、労働から逃げることもできます。子供の事を思うなら、そういうことを考えないのですか?
試算してみた
このブログを見ると、ドルベースでS&P 500は、運用利益は、年利12.3%だそうです。過去20年です。
https://long-term-investment.jp/sp500-yield/
配当を再投資2%、値上がり益を7.8%として勝手に想定して計算したら、資金は以下のように増えます。表をそのまま張ると、縦長になるので、一部の「子供の年齢」の個所を非表示にしています。
2600万円弱の投資元本を子供に渡せて、18歳になった時には、その元本が約6,000万円となる。そこから分配金を2%と考えて、年間120万円(月間10%)の分配金を得ることができます。このお金が無職だろうが、なんだろうが勝手に入金されることになる。医者を辞めて飢え死にすることは無いでしょう。
資本主義を理解できない官僚
逮捕されたのが、馬鹿を量産する義務教育の内容を考える、文部省の役人なので、そこまで頭が回らないのでしょう。
なぜ、労働でお金を稼ぐことを前提に物事を考えるのでしょうか。本当に子供の為を思うなら、子供が病気で働けなくなる、鬱になる、職場でパワハラ上司に遭遇しても、逃げ道を確保するのが親のするべきことなのではないでしょうか?
裏口入学の件、子供のために何千万も上乗せするキャッシュがあるんなら、その金を運用してそっくりそのまま渡した方が子供も幸せになれるんでは?
結局資本主義は資本の量が物を言うから、それを大きく減らすような投資行動は基本的にはナンセンスだよね
— ジョン (@otbkjohn) 2018年7月13日
早期リタイアを目指す、労働嫌いな人は私と同じことを考えているでしょうね。今回の裏口入学のニュースを聞いて、直感的に上のtweetの事が頭に浮かびましたよ。
コメント
それもそうですが、
裏口入学させる位なら、その分のお金を
優れた人間になるような教育などにお金を使えば良かったのではと思います。
以前も書きましたが、
私は学校に子供を通学させれば満足している親は、
子供を他人に育てさせていることになるので
育児放棄しているのではと思います。
この裏口入学については、ある意味「こいつ(←官僚のこと)アタマええなぁ」と思ってしまった。
通常、裏口入学の賄賂として親が身銭を切って斡旋業者とか医大の教授とかに渡すものですが、この事件では、官僚が仕事で担当している研究予算の割り振りの権限を使って、東京医大に研究プロジェクトの採用で便宜を図ってやったという性質のものです。
「親父さんの身銭は1円も払ってないやん!」(まぁ入学から卒業までの「学費」は払うんだけど)
こういうやり方があるとは全然思いつかなかったヮ。
もっとも、裏口入学をお願いしたというより、大学から便宜を図ってくれと頼まれて、その見返りに要求したのが裏口入学だったという順番かもしれませんが。・・・ただねぇ、これを学生本人がSNSでほのめかしたらダメでしょ( ´艸`)。雉も泣かずば撃たれまい、とか藪蛇とか聞いたこと無いんかい!!(*´Д`*)
まぁ、ええわ。
しかし、それ以上に驚いたのは、リェータさんの仰ってる内容です。子に銀行口座を作ってあげて毎年100万ずつ入れておけば贈与税なしで子に渡せる・・・しかも、株のタネ銭にできる・・・18年間の米ETF保有とか、すごいやん。これはエンドレスに富を生み出してくれる永久機関でっせΣ(・□・;)
ん-・・・こういうblogは、すごく為になります。こちらの発想の上を行くblogですね。
ただねぇ、これは権力者や上層部にとっては解放奴隷を台頭させる要因になるかも。私も奴隷から解放されたいヮ( ;∀;)(←雇われてないと・あるいは労働しないと食い詰めるので、当方も本質的には賃金奴隷です)
医者という労働者より
働かないでお金を得ることも重要視する私だから
こういう発言が出てくるのだと思います。
親が優秀でもガキが種明かしをするから駄目ですね。