こんな意識が出てきたのは、いつだのろうだか。昔の人の生計の立て方を振り返って考えてみた。
目次
ご先祖様は
私たちのご先祖様の大多数は農民です、ということは農家で、米、野菜、果物を収穫して生計を営んでいたと考えるのが普通だと思います。
機械もない時代なので、米や作物の収穫には人手が必須で、子供が遠いところで一人暮らしをするというのは、実家の働き手が減って収穫量の減少を意味します。
なので、子供が独立して一人暮らしをするという習慣はなかったと思いますが?どうでしょう。農家でなくも漁村でも、働き手の子供が一人暮らしをすると漁獲量に影響します。
インターネットない時代、産業革命以前だと工場もないですから、農村の人たちが都会に行っても、働き口があったのが謎です。
明治時代
明治時代になると、欧米との色々な面での格差を目の当たりして、富国強兵とのスローガンをもとに日本の近代化が始まったということを義務教育で学んだ記憶があり、そのころから農村から都会に人口流出が本格的に出てきたのではと思っています。
その時代だと、富岡製糸場に代表するように、農村から都会に移動した人に対して、大量に雇用する会社がありますから、移動した人の受け入れ先が出てきたのは、ここ100年ぐらいの話だと思います。
この受け入れた人が都会で生活をするためには、家が必要です。それに目をつけたのが不動産業界なのでは?と勝手に思っています。
不動産業界
第二次世界大戦で、日本中が焼け野原になりましたけど、産業形態は変わっていないので、多くの雇用を生み出してくれる工場、会社がある都会に人が集まっていきます。その集まった人のために住居が必要です。ということは、たくさんの人が住居を借りたり、買ったりしてくれると不動産業界は儲かります。
上でも書いてますけど、私たちのご先祖様の大部分は一人暮らしはしていないです。
「大人の一人暮らしに問題がある」という意識を私たちに刷り込んだのは、ここ50年くらいの話だと思っていて、誰がこの問題を焚きつけているのかというと、マンションを売ったりしている不動産業界のような気がします。
だって、一人暮らしをやめて、大多数の人がアパートを借りなくなったり、不動産が売れなくなったら困るからね。お金があるうちに、不動産業界がテレビ、広告を通して私たちに「大人の一人暮らしは問題あり」という意識を刷り込んだような気がします。
実家暮らしされると
不動産余る
車売れない
家電売れないそりゃマスゴミは必死に実家暮らし叩くわw
合理的に考えればまとまって暮らした方が安上がりなのは当然。
買い物する時だってばら売りよりまとめ外の方が割引率高いし。核家族や一人暮らしが増えれば不動産やNHKは世帯分の収入を得られるよな。
コメント