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年商1億円はすごいのか?

労働者の皆様

リェータです。ブログがあまり更新できなくて申し訳ない。だって書くことがないんだよ!

こんな一サラリーマンの日々の雑記、それも30代のオッサンの日常なんて興味がある奴はいないって・・・それは、さておき、ネットの儲かっている人の記事をみて、年商1億という人の記事を見掛けたので、経理目線で感じたことを書いていく。結論から言うと、「すごいかどうかは分からない」です。

 

目次

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年商とは、年収とは

 

年商とは

(会社などの)年度における総売上高。

 

年収とは

一年間の収入額。

とGoogle先生に聞くと出てくる。

ただ世間一般では、年収とはサラリーマンが年間で、会社から貰っている給与総支給額のことですね。そこから社会保険料、税金が天引きされます。給与以外にもボーナスも入りますね。

年商とは、総売上高のことですね。売上と書いてあるので、なんらかのビジネスを行い生じた売り上げのことなので、会社や個人事業主に対して使う言葉と考えればいいのでは?

 

所得税の申告書を眺めると、サラリーマンの総支給の「給与」も個人事業主の「売上高」も所得税の申告書の「収入金額等」に属しますね。ということは、個人事業主の場合は年収は、売上高のことでしょう。そう考えると、個人事業主の売上高が1億円=年商1億円、売上ですからね。すごいでしょうね。数字だけ見ればね・・・・極端な事を言うと、30兆円あればトヨタ自動車と同じくらいの売上です。

 

でも、冷静に考えて、

売上高が1000万円 ー 経費が200万円 = 儲けが800万円

売上高が5000万円 ー 経費が4500万円 = 儲けが500万円

と書かれたら、売上高1000万円の方が良いですよね?だって少ない経費で売上を稼いでいるからです。だから売上高=年商が高いからスゴイのか?と聞かれても、手元に残るお金がいくらか分からないと評価しようが無いです。売上高が1兆円あったダイエー?も潰れましたよね。売上がいくら大きくても、経費をそれ以上にかかり、赤字だったら意味がありません。

 

 

年収と所得は違う

まったくの別物と言っておきます。サラリーマンのような給与所得者の所得金額は、給与収入金額から給与所得控除額という決まった金額を控除した金額です。

式にすると、

給与・賞与収入 ー 給与所得控除 = 給与所得者の所得金額 です。

個人事業主の場合は

事業収入 - 経費 = 事業所得 です。

事業収入(年商)をみてスゴイと思わないですね。収入が大きくても経費が大きかったら意味ないし・・・

 

何度も書くが、年商がいくら高くても、手元にお金が残らないと意味がありません。そして、年収があっても働かないと稼げないのでは強みにはなりません。大事なのは、手元に残るお金の累積である純資産額です。

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