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アメリカの外食業界もブラックなのか

先週、図書館で「ファストフードが世界を食い尽くす」という本を借りてきた。ファストフードがアメリカ人の生活にどういう影響を与えてきたのかが書かれている。

そこで、ファーストフードが誕生した創業期のことを書かれているのだが、そこには若い学生を安い賃金で扱い団結しないようにしてある。この本が書かれたのが2001年で、ブラック企業という単語もなかった時代であるが、

この本のP.104,105には以下の記述がある。

店長は、従業員の雇用は解雇やスケジュール管理を一手に握っている。かなりの時間を費やして、店員のやる気を引き出す。高い賃金も雇用の安定もないとなれば、会社は若い店員に”チームスピリット”を教え込むしかない。熱心に働かなかったり、遅刻したり、居残って働くのを嫌がったりする従業員には、ほかのみんなに迷惑をかけていると感じさせ、友人や同僚にの気分を害していると思わせる

どこかで聞いたことがあるような話ですね。日本の飲食店でのアルバイトや社員の話かと思いましたよ。

この本によるとファストフード(タコベル)のお店の店長は、この学生アルバイトの残業時間を減らすほど報償が与えられる仕組みになっています。

報償が欲しい店長は、アルバイトの学生に店が間は従業員を待たせておき、忙しくなったら勤務時間として働かせたり、勤務時間が終わってからは無休で働かせる。

店内の掃除は時間外にさせて、賃金の代わりに食品を支給する。その場合、犠牲となるのが、未成年や移住してきたばかりの労働者です。

勤務時間前の制服に着替える時間を勤務時間としてカウントしないとかも日本と同様にありそうですね。

あとは、日本と同様に長時間労働で学業に支障が出ている話が書かれていましたね。やっぱりお金がないと、足元を見られて搾取されますね。

資本主義の宿命なのか・・・

コメント

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